Retroユニフォーム

レトロ Roma ユニフォーム – 永遠の赤と黄色、ローマの魂

ASローマ――その名を聞けば、イタリア永遠の都に刻まれた情熱と誇りが脳裏に浮かぶ。1927年の創設以来、クラブはセリエAの舞台でイタリアサッカーの中心に立ち続け、赤と黄色(ジャッロロッソ)のユニフォームは単なる競技服を超えた文化的象徴となった。カピトリーノの丘に住む牝狼のエンブレムは、古代ローマ帝国の誇りを現代のフットボールに繋ぐ橋渡しだ。 オリンピコ・スタジアムに集うティフォージたちの熱気は、ヨーロッパ屈指の迫力を誇る。ライバルのラツィオとの「デルビー・デッラ・カピターレ」は単なる試合ではなく、ローマ市民のアイデンティティを懸けた戦いであり、毎年世界中のサッカーファンが注目する祭典だ。スクデット3回、コッパ・イタリア9回の優勝歴を持ちながらも、常に「もう一歩」のドラマを演じ続けるクラブ――それがASローマだ。Roma retro ユニフォームを手にすることは、この壮大な物語の一部になることを意味する。

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クラブの歴史

ASローマの歴史は1927年7月22日、ローマ市内の三クラブ(ローマFBC、フォルティトゥード、アルバ・アウドーネ)が合併して誕生したことに始まる。ファシスト政権下のイタリアで「首都のクラブ」として創設された背景には、政治的な意図も絡んでいたが、それがかえってクラブに強烈な都市アイデンティティを与えた。

初のスクデットは1942年、戦時中という困難な状況下で達成された。戦後のイタリアサッカー界ではユベントス、インテル、ミランの三強が君臨する中、ローマは独自の路線を歩み、1983年に待望の2度目のリーグ優勝を果たす。エルヴィオ・グレコ監督の下、ブルーノ・コンティ、カルロス・エウジェビオ・ファルカオ、ロベルト・プルッツォといった選手たちが躍動した黄金期だった。同年のUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)決勝では、ホームのオリンピコでリバプールと対戦しながらもPK戦で敗れるという悲劇を味わった。あの夜の涙は、ローマサポーターの記憶に永遠に刻まれている。

1990年代から2000年代にかけて、クラブはフランシス・タフォレルとディエゴ・マラドーナ獲得に動いた時代を経て、ファビオ・カペッロ監督の下で2001年に三度目のスクデットを獲得。カフー、ヴァレリ・モロジッチ、マルコ・デルヴェッキオ、そしてフランチェスコ・トッティという史上最高の選手たちが融合した、あの優勝チームは「il Grande Roma」として今も語り継がれる。

ラツィオとのデルビーは毎試合が歴史的事件だ。1979年の「ダービー・デッラ・スターコ」、2005年の混乱など、数々の伝説が生まれた。近年ではセリエA年間3位前後での安定した戦いを続けながらも、悲願のスクデット奪還を目指して戦い続けている。2022年のUEFAカンファレンスリーグ制覇は、クラブ初の欧州タイトルとして歴史に名を刻んだ。

偉大な選手とレジェンド

ASローマの歴史を語る上で、フランチェスコ・トッティの名を外すことは絶対に不可能だ。1993年にデビューし2017年に引退するまでの四半世紀、彼はただ一つのクラブだけに忠誠を誓い続けた「Il Capitano」。642ゴールを記録し、ローマ市民の魂そのものとなった彼のユニフォームは、今も世界中のコレクターが求める聖遺物だ。

ブラジルの魔術師カルロス・ファルカオは1980年代初頭に全ヨーロッパを魅了し、中盤から繰り出すスルーパスでセリエAのスタイルを革新した。同時代のブルーノ・コンティはサイドを切り裂くドリブルでファンを熱狂させ、1982年ワールドカップのイタリア優勝にも貢献した。

ダニエレ・デ・ロッシはトッティと並ぶクラブの顔として長年中盤を支配し、知性とフィジカルを兼ね備えたプレースタイルで世界最高のボランチの一人と評された。アルゼンチン代表としてのキャリアも輝かしく、2006年W杯のイタリア優勝メンバーでもある。

エリック・ジャーキンスキ、ヴィンセンゾ・モンテッラ、ルカ・トーニ、ロドリゴ・タッデイら様々な時代のスターたちに加え、近年ではモハメド・サラーがローマで才能を開花させ世界的スターへの階段を上った事実も忘れてはならない。監督ではニルス・リードホルム、ファビオ・カペッロ、ルチアーノ・スパレッティらが黄金期を牽引した。

アイコニックユニフォーム

ASローマのユニフォームは、赤(グラナータ)と黄色(オロ)の伝統色を中心に、各時代のデザイントレンドと融合しながら進化してきた。1970年代は無地に近いシンプルなデザインが主流で、白いショーツとの対比が鮮やかだった。胸にはカピトリーノの牝狼と双子の兄弟ロムルスとレムスのエンブレムが誇らしく輝く。

1980年代、ファルカオ時代のユニフォームはレトロ愛好家の間で特に人気が高い。幅広の縦縞(ストライプ)デザインと、当時のスポンサー「Barilla」のシンプルなロゴが時代を体現している。1983年スクデット優勝時のキットは現在では希少品となっており、オークションでも高値がつく。

1990年代はDiadoraとNIKEが供給し、グラフィックデザインが複雑化した時期。特に1996-97シーズンの縦縞に幾何学模様を重ねたデザインはその時代特有の大胆さで記憶に残る。2001年のスクデット時はKappaが製造し、ゴールドラインのアクセントが入った凛々しいデザインがシーズンの栄冠を彩った。

retro Roma ユニフォームのコレクターが特に探し求めるのは、トッティの10番がプリントされた2000年代のカシャレルやKappaのモデルだ。732点揃う当店のコレクションから、あなただけの一枚を見つけてほしい。

コレクターのヒント

ASローマのレトロユニフォームを購入する際、まず注目すべきはトッティ#10の入った2000-2001年スクデット優勝シーズンのモデルで、これは価値が高く入手困難だ。マッチウォーン(試合使用済み)は通常のレプリカの数倍の価値があり、クラブの証明書付きが理想的。状態はグレードA(タグ付き未使用)からグレードC(使用感あり)まで選べるが、展示用ならAグレード、着用目的ならBグレードで十分。1980年代のファルカオ時代、特にバリッラスポンサー入りは希少価値が高い。フォント(数字・文字)がオリジナルかどうかも確認しよう。